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ピアカンなどの企画において、宿泊施設は「高い」「使いにくい」というのは、大変困ったことであります。去年度のピアカンで、埼玉にはいい宿泊施設がないことを実感した私たちは、以下のような要望書を、7月1日交流センターへ、2日県庁各部署へ提出してきました。
  埼玉県知事 土屋喜彦殿
埼玉県庁  障害福祉課 御中
埼玉障害者交流センター 御中
浦和市大久保領家574
虹の会
代表工藤伸一
宿泊施設に関する要望
 
 私たち虹の会は、「どんなに障害が重くても地域であたりまえに暮らしたい」という考えを基本に、障害者の介助の問題や、すみやすい街づくりの実現に向けて活動をしている団体です。
 活動のおりに、日頃から貴センターを何度か利用しています。利用の際に感じる点がありますので、下記のことを要望させていただきます。
 建設的にご検討くださいますよう、お願い申しあげます。
●宿泊施設をつくってください。
  現在、虹の会も含め、障害者団体のイベント等を大規模に開催することが頻繁になっています。その際に地方から参加する障害者も多く、宿泊が必要となってきます。また研修会などでは2日間から3日間連続で行っており、障害者が安価で利用しやすい、宿泊施設(会議室付きで)を浦和市内に(あるいは埼玉県内)探すことはたやすいことではありません。
 もし県の公共施設である貴センターに宿泊施設が整備されれば、もっと貴センターを活用する機会も増え、より障害者の活動が展開しやすくなります。また、貴センターまでは駅から遠いという立地条件から考慮しても、なぜ建設時に宿泊施設を考えなかったのかと残念に思っています。
 東京では、国立市に玉障害者スポーツセンターという、とても利用しやすい施設があります。ぜひ埼玉にもこのような施設をつくっていただきたいと思います。
以上
上記のことについて、ぜひ文書でご回答ください。
多くの県民がより使いやすい施設にしていただけますよう、重ねてお願い申しあげます。