@システム担当者はこんなことを考えています
〜介助者講習会について〜
この間のシステム会議で話された内容の一つに介助者講習会のことがあります。
昨年一年間、介助者講習会は利用者が企画する形で毎月1回行なってきましたが、回を重ねるごとに講習会の内容などもう一度練り直した方がいいのではないかという結論に達しています。 今年度は利用者の中から講習会の担当者を決めて、その人が中心となって計画していこうということになりました。
そして今検討しているのは、現在の「講習会」を「学習会」に移行しようということです。
私たちは、企画した当初『「ああしてほしい、こうしてほしい」という利用者側の要望を伝えるためだけに開くのではなく、「なぜ障害を持つ人が施設・親とでなく地域で一人で暮らすのか」という考え方も含めて介助に入る人たちに伝えていきたい』という想いがありました。
それを一年間行なってみる中で、「介助者講習会は本来、介助の仕事を初めてする人に向けて、基本的なことを伝えるために行なうものなのではないか」「私たちが行なっていることは、介助者講習会ではなく学習会の位置づけなのではないか」という意見が出てきました。
それならば、本来の目的に沿った介助者講習会は、入門編として必要に応じて毎回内容を変えずに行ない、初めて介助の仕事についたスタッフに来てもらいたい、そして学習会はもっと市民にも呼びかけて開けばいいのではないか、と言う方向に話がまとまりつつあります。
もうしばらく話を煮詰め、具体的な提案を利用者会議に提出したいと思います。
そして、私たちの考え方がより分かりやすく伝わるような形を作っていきたいと考えています。
A利用者会議の報告 〜7月6日〜
(a)介助講習会について
●日時 八/一(土) 一四:〇〇〜一六:〇〇 事業所
●3級のホームヘルパー養成テキストを使い、介助者と親しくなればなるほど出てくる、「プライバシー」の問題や 「介助が一般的にどうとらえられてるのか」について考えていく。(今、九五年度のテキストの用意しかないの で、九七年度版など新しいものがあれば参考にする。)
●介助者も利用者も勉強する会にしましょう。
●利用者は自分のところに入っている介助者に案内を渡して出欠の確認をします。
●利用者は当日、自由参加です。
(b)システムの契約 について
●パートさんとの確認事項は進んでいます。
●契約前に、お試し期間をきちんと決めたほうがいいのではという話が出ました。でも、個人によって期間も異な り、面接時には「利用者と性格など合わないこともありうるのでその時はやめてもらうこともある」と伝えてある ので期間は限定できないだろう、ということでした。
また、新しいパートさんに入ってもらうときは、利用者本人に会わせて、その後もシステム担当者は、両者に続 けてもらえるか確認をきちんと取っていきます。
(c)その他・連絡事項
●「介助者の集い」の旗揚げについてのお知らせがありました。職場環境の改善や介助者同士の悩み等介助に かかわる様々な問題をサポートする位置付けということです。
問題点は利用者会議に提案されたり、逆に利用者からの提案も介助者の集いに出すなど協力関係を作ってい こう、という確認がされました。
(d)次回の利用者会議の日程
●8/10(月)14:00〜16:00 事業所です。
新・介助者講習会開催
8月1日(土)14時〜16時
[内容]
ホームヘルパー3級テキストなどを使いながら、研修、介助の問題点に迫りたい
と思います。また介助者のみなさんがどんなものをこの会で得ようと思っているの
かについても焦点を当てたいと思っています。たくさんの参加、お待ちしています。ご意見をどんどん聞かせてください!夏の一時熱く語りましょう?!