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浦和市の介助保障施策への注文!

ヘルパー・ガイドヘルパーに「上限」なんてヘンだ!

「介助保障」とは、必要な人に必要な分を保障することである。
ホームヘルプ/ガイドヘルプの派遣量「上限」は、人権的観点から許されるものではない!
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 虹の会評議委員会は、浦和市のホームヘルプ/ガイドヘルプ

事業の「上限」に関して、以下のように考えています。

 介助とは日常生活をおくる上で必要なものであります。だから

その必要性というのは、介助を必要とする人の日常活動や習

慣、障害の種別などによって異なってきます。

 それに一律「上限」という制限をかけることは、それ以上必要

な人に対して「生活するな」と言っているのと同じこと。

 私たちは、自らの生活権・社会生活を営む権利、を確立する

ために、介助保障施策の「上限撤廃」を要求します。
 

 
 〜上限とは〜

 そもそも、「ヘルパー/ガイドヘルパー派遣量の上限」とは何だろう。

 簡単に言うと、行政(市)が、ヘルパーの派遣回数・派遣時間について「この回数(時

間数)以上は出しません」と定めるラインのこと。

 本来、介助の必要性は障害によってさまざまであり、全く必要でない人もいれば、介

助がなければほとんどの日常生活がおくれないという人もいます。

 それは障害によっても違うだろうし、また生活習慣などによっても変わってきます。

 市は本来、そうした個々人のニーズに合わせて、必要な時間数・回数の派遣を行う

義務があります。 その義務が遂行されなければ、介助がなければ日常生活がおくれ

ない市民は、(大げさではなく)生きていくことはできないことになります。

〜ガイドヘルプ〜

 浦和市のガイドヘルプ事業は、視覚障害者・全身性障害者を対象に、外出に関する

介助の保障のためのものとして行われています。 これは、月に80時間が一律に限

度とされています。

 日にして2.6時間。

 もちろん、月に80時間も必要ないという人もいるでしょう。その場合、それはそれで

いいわけですが、問題となるのは80時間では「足らない人」です。

 介助が必要で、かつ80時間以上の時間数が必要であるという人は、外出をあきら

めるか、ボランティアなどを募るか、自腹を切って登録した介護人に依頼するか、など

の方法を取らざるを得ません。 そこには、「一市民として、あたりまえに、必要に応じ

て、自由に生活する」といった観点は存在しません。

 そこにあるのは、「障害者なんだから80時間以上は我慢しろ」というノーマライゼーシ

ョンからは程遠い発想なのではないでしょうか。

〜ホームヘルプ〜

 ホームヘルパーの場合、巡回・滞在とあわせて一日5時間程度が上限となっていま

す。

 ホームヘルパーは、日常生活に介助を要する障害者にとって、必要不可欠なもの。

 それが5時間 。

 単純に食事や風呂掃除、就寝などのことを考えただけでも足らないことは明白。

 もちろん、毎日同じサイクルやスケジュールで生活しているわけではないから(誰しも

がそうだと思いますが。障害者だからって食事の時間や風呂の日を決めて生活しなけ

ればならないなんていうことはないハズ)、5時間なんていうのは、どう考えてもおかし

い。

 まあ、「上限の時間数」が問題なのではなく「上限」そのものが問題なわけですが、そ

れにしても…。

〜直ちに上限撤廃を〜

 こうした介助保障施策の「上限」に関して、厚生省や埼玉県は、撤廃するよう指示を

しています。

 ヘルパーの実施主体は市ですから、市は、これら上限撤廃指導に応えなければなり

ません。

 しかし、浦和市は、まだその動きを見せてはいません。

 何も、上限を撤廃したからといって、市が派遣する時間が青天井に増えるわけでは

ありません。

 先ほどから書いている通り、必要な人だけに認められればいいのです。

 市は、人権的観点からも、これら上限の撤廃を一刻も早く行うべきだと我々は考えま

す。

 
※この内容に関しては、先月号でもお伝えしました。(本記事は、内容的には先月号の普及版的+αとなっています)
 行政が上限をかける根拠と思われる昔の制度についてや、「上限を撤廃するように」との厚生省の指示文書、埼玉県から市への「上限撤廃」の指示文書などについては、4月号を参照してください。
 BNの問い合わせは事務局まで。